bridgeでDHCPを使うように設定する

kvmでゲストOSをネットワークに参加させる場合にはbridgeを使います。
bridgeを使ってDHCPIPアドレスを取得するよう設定するのに手間取ったのでメモを残しておきます。
OSはfedora15です。

結果はいまいち

今回の設定でDHCPIPアドレスを取得する事ができるようにはなりましたが
OSを起動後自動的にネットワークにつながるようには出来ませんでした。
OS起動後に以下のようにネットワークを再起動すると繋がるようになります。不便極まりない。

# /etc/init.d/network restart

bridgeの設定は以下の手順で行いました。

  1. NICの設定をする
  2. bridgeを作成する
  3. ネットワークを再起動する

NICの設定をする

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-p8p1 に以下のよう記述してbridgeを使えるようにします。
p8p1はデバイス名です。
従来ではifcfgの後に続く単語はeth0とかeth1とかでしたが、
fedora15からはハードウェアの特徴にあった単語を使うようになりました。

DEVICE=p8p1
BRIDGE=vbr0
BOOTPROTO=dhcp
HWADDR=--:--:--:--:--:--
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
USERCTL=no
IPV6INIT=no
PEERDNS=yes
NM_CONTROLLED=no

p8p1が無い場合にはifconfigを使ってデバイス名を確認してみてください。

bridgeを作成する

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-vbr0 に以下のよう記述してbridgeを使えるようにします。

DEVICE=vbr0
TYPE=Bridge
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=no

ネットワークを再起動する

あとは上述のようにネットワークを再起動すれば動くはず。